各種競技

フライングディスク競技を説明いたします。

■アルティメット(Ultimate)

  • アルティメット(Ultimate)は、各7人からなる2チームが100m×37mのコート内でディスクをパスによって運び、敵陣エンドゾーン内で味方からのパスをキャッチするとポイント(1点)という、スピードと持久力、ディスクコントロール技術などフライングディスクの全ての要素をチームプレイに集約した競技スポーツです。
    ultimate_coat

■ガッツ(Guts)

  • 各5人ずつの2チームが、14m離れた平行線上(女子は13m)に向かい合い、ディスクのスロー、キャッチを行います。 オフェンスチームの1人が、相手のライン上に並んでいるディフェンスチームの5人に向けて、全力でディスクをスロー。 ディフェンスチームはそのディスクを片手でキャッチ。 ディフェンスチームのキャッチミスもしくはオフェンスチームのスローミスによって、相手にポイントが与えられ、21ポイントを先取すれば1セット獲得。これを2セット先取の3セットマッチで行います。

■ディスクゴルフ(Disc Golf)

  • 専用のバスケットが設置された、通常18ホールのコースをまわる競技です。ティーグラウンドからスローし、バスケットにディスクを入れるまでの投数がそのホールのスコアとなり、その数の少ない者を勝者とするゲーム。遠投力・ディスクコントロールの他、コース取り等の作戦、ゲームへの集中力等複合的な力が要求される競技です。

    福岡県ディスクゴルフ協会(定期的にローカル大会・講習会を実施中)
    日本ディスクゴルフ協会

■ディスタンス(Distance)

  • ディスクの飛距離を競う競技。 間隔をおいて設けた複数のスローイングサイトから2分30秒以内に5回スローを行い、その飛距離を計測します。 スローイングの際は、投げ方に制限はありませんが、バックハンドスローが一般的です。

■ダブル・ディスク・コート(DDC)

  • 2人1組の2チームが17mの間隔をあけた13m四方のコートに分かれてプレイします。2枚のディスクを相手コートに投げ合い、相手チームに2枚のディスクを同時に持たせるようにする競技です。 両チームの1人がディスクを1枚ずつ持ち、合図で同時に相手コートにディスクをスローして開始しますが止まるか、相手の投げたディスクが、アウト・オブ・バウンズに出た場合は1点。相手が2枚のディスクを同時に持った場合は2点を獲得します。 21点又は、15点を先取するゲームです。 正確なスロー技術とチームワークを必要とする競技です。

■マキシマム・タイム・アロフト(M.T.A.)

  • ディスクを投げてから、キャッチするまでの滞空時間の長さを競う競技です。 プレイヤーがディスクをリリースした瞬間からキャッチするまでのタイムを3人の計測係が計時し、3つの記録のうち中間の記録を採用します。 その際、プレイヤーはディスクを身体の2ヶ所に同時に触れることなく、片手でキャッチしなければなりません。1ラウンドで5回スローし、最長のタイムが記録となります。

■スロー・ラン・アンド・キャッチ(T.R.C.)

  • 投げたディスクを、できるだけ遠くで、キャッチし、その距離を競う競技です。 直径4mのスローイングサークルの中からリリースし、キャッチまでの距離がより長くなるようにディスクを投げ、自ら走って、そのディスクを片手でキャッチ。ディスクが身体に触れた地点からスローイングサークルの線までの距離を計測します。

■ディスカソン(Discathon)

  • 約1kmのコースを2枚のディスクを交互に投げて進み、スタートからゴールまでのタイムを競う競技です。 プレイヤーは2枚、又は予備を加え3枚のディスクを使用して林間コースの途中に設けた、数ヶ所のポイントにディスクを通過させながら進みます。スタートライン手前から1枚のディスクを投げて出発し、ディスクの落ちた地点まで残りのディスクを持って走ります。落ちたディスクの中心から1.5m以内に到達したら、持っているディスクを投げ、投げ終えてから落ちているディスクを拾い、進みます。 ディスクがフィニッシュラインを通過すればゴールです。

■アキュラシー(Accuracy)

  • スロー・コントロールの正確さを競う競技です。 高さ1メートルの足をつけた、一辺、1.5mの正方形の枠をターゲットとし、正面の13.5m、22.5m、31.5m、左右の13.5m、22.5m、合計7ヶ所から各4投します。 合計28投を7分間の競技時間内に行い、ターゲットの通過数を競います。

■フリースタイル(Free Style)

  • ディスクを用いた自由競技。 1枚又は複数のディスクを使用し、規定時間内に、音楽に合わせて、スロー、キャッチを中心にテクニックを駆使して演技を行います。 その演技を「表現力」、「難易度」、「完成度」の要素で採点し、順位を決定します。 1人で行うシングル部門、及び2~3人のチーム部門があります。 フライングディスク競技のなかで最も華麗な競技です。

■ドッヂビー(DODGEBEE)

  • ソフトディスクを使用して行うドッジボール形式のゲームです。 相手チームに当てられたプレーヤーは外野に出なければならず、また相手チームを当てた外野のプレーヤーは内野に入ることができます。決められた時間内に、相手チームよりも多くのプレーヤーが内野に残っていたチームが勝ちとなります。 尚、ドッジボールと区別するため、「ドッジビー」ではなく「ドッヂビー」を正式名称としています。

    日本ドッヂビー協会